7月も半ばになり、もうすぐ花火大会がたくさん始まりますね。
浴衣を着て出かけたい、という方は多いと思いますが、ところで浴衣の着付け1人で出来ますか?
『着付け』と言うと、何だか敷居が高い感じがして、浴衣と帯以外にもたくさん用意するものがあって…と、すごく難しい気がしてしまいますが、浴衣の場合は全くそうではなく、むしろこんなに簡単に着れるの?とビックリすると思います。
そこで、今日は浴衣の着付けを自分でもっと簡単にできる!初心者におすすめの揃えるべき小物をご紹介します。
浴衣と帯を用意する
当たり前ですが、まずは浴衣と帯を準備して下さい。
これはもうお洋服と同じなので、自分の好きな柄を着れば良いのです。
ただ、一つだけ注意するのは浴衣のサイズです。
お洋服も、Sサイズの人がLサイズを着るとゆったりしてしまいますよね?
それと同じで、浴衣にもサイズがあるのでなるべく自分の身長にあった浴衣を用意して下さい。
着付けに慣れている方は特に注意する必要はありませんが、サイズがあまりにもかけ離れていると(特に小さい人が大きい浴衣を着ると)お端折り(おはしょり)に苦労します。
というか、着付けの初心者が一番困るのってこのお端折りだと思うんですよね。
なのにサイズでこけてしまうと、着付けの時に苦労するのは自分なので、ここは少し注意しましょう。
着付けに必要な小物は4種類だけ
- 浴衣(着物)用の肌着
- 腰紐
- 伊達締め
- タオル
以上!
もし、これから一から揃えられるという方は、お気をつけ下さい。
呉服屋さんなどで「これもいります」「あれもいります」と言われても、全て断って下さい。
あと、ネットで「◯点セット」などを買うのもあまりおすすめしません。
必要な物だけ単品で揃えたほうが絶対無駄が出ません。
私も超初心者なので分かるんですけど、着物とか浴衣って「色々必要そうなものが多くて何がいるのか分からない」って感じるんですよね。
でも、浴衣の場合は本当に使うものは少ないです。
なんなら、省略できるものもあります。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
浴衣(着物)用の肌着
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これは断然ワンピースタイプが便利です。
上下が分かれていたり、腰に紐が付いていて留めるタイプなど色々ありますが、ワンピースなら1枚ですぐに着られて楽です。
また、浴衣であれば無理に肌着を用意する必要もありません。
家に薄手のキャミソールとスパッツなどがあればそれで代用できます。
(ただスパッツはお手洗いの時に少し大変なので、洋服のペチコートなんかだとなおよしです。)
腰紐
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腰紐は着付けに絶対必要ですが、浴衣の場合であれば3本あれば十分です。
慣れている方だともっと少なくて済む方もいらっしゃるかもしれません。
一応私の習った場合だと、
- 補整(タオル)を留めるのに1本。
- 浴衣を羽織って腰に1本。
- お端折りを整えて、胸の下に1本。
の3本を使いました。
伊達締め
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昔からある伊達締めは腰紐のように結ぶタイプが多いですが、初心者の方におすすめなのはマジックテープのものです。
ゴムで伸縮があるので苦しくないし、何より簡単に装着できるので楽です。
伊達締めの上から帯を結んでしまうので、マジックテープであっても取れる心配はありません。
タオル
浴衣をきれいに着るコツは何と言っても補整にあると思います。
とにかく、体のデコボコなくして寸胴にする。
要するに、ビール瓶(身体)を風呂敷(浴衣)で包むような感じです。
タオルの大きさは、大体スポーツタオルで大丈夫です。
それを縦半分に折って、ウエストに巻いてくびれをなくします。
【番外編】5つ目のあると便利なもの
これは個人的に「あるといいかな」と思うものですが、あるとより着付けやすくなると思うのでご紹介します。
一般的に大人の女性はワイヤー入りのブラを付けていることが多いかと思いますが、着物や浴衣の場合はあまりよろしくありません。
そこでおすすめしたいのは、スポーツ用のブラです。
出典:UNIQLO
最近はユニクロなどでもスポーツ用のブラがあって、カップが取り外し可能です。
(ブラトップみたいな、カップがあるものはなるべく避けた方が良いみたいです。)
浴衣を着ると思いのほか締め付けられたりもするので、下着はなるべくゆったりとしたもの・身体のラインを強調しないものが良いでしょう。
いよいよ着付け!の前に、ヘアメイクを忘れずに
必要な物も揃えて、いざ着付け!とその前に、一つ大事なことがあります。
それは、ヘアメイクを行ってから浴衣を着ることです。
着付けが終わってからだと動きにくいし、セルフでやる場合は大変やりにくくなります。
また、スプレーやワックスなどが浴衣に付いてしまう場合もあるので、ヘアメイクは必ず着付けの前に済ませましょう。
あとは練習あるのみ
一番良いのは着付けの先生に習うことですが、なかなかそうも行かない時もあると思います。
ちなみに、私は市でやっている講座がたまたまあったので、そこで受講しました。
夏の前に浴衣講座など行っている場合もあるので、探してみると良いかもしれません。
他にも、ネットで着付けの画像を見てみたり、動画を参考にしながらトライしてみるのも良いと思います。
(動画の場合は、画面が左右逆になるので注意。)
とにかく、浴衣と帯を準備したら、着てみるのが一番だと思います。
眺めているだけじゃ着れるようにはならないので、何か参考にしながら積極的に袖を通してみてください。
羽織って腰紐・伊達締めを締めてみるだけで、何だか気分が変わってくると思いますよ。
つぶやき
すごく個人的なことですが、私の浴衣はまだ大学生だった頃に旦那が選んでくれたものです。
もう9年くらい前のものですが、割りと渋めの柄を選んだので、今でも違和感なく着れます。
せっかく大事にしている浴衣なので、子どもがいるから・着付けが大変だからと思わず、もっとたくさん着たいなと思っています。
ぜひ、この夏は自分で浴衣の着付けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
完璧にこなせなくても、形になっていればオッケーだと思います!
きっと、浴衣を着れたという自信と、背筋がしゃんとして新しい自分を発見できるかもしれませんよ。