夏の時期になってくると、色んな夏野菜がお店で出回りますよね。
今回は、その中でもきゅうりについて離乳食の食材として使えるのかどうかまとめてみました!
赤ちゃんはいつからきゅうりを食べられる?皮はついたまま?
きゅうりは、全体の90%以上が水分で、ビタミンCなどの栄養も含まれていはいるそうですが、含有率は非常に低いそうです。
なので、特に栄養価の高い食材というわけではないようですね。
ただ、水分が多く消化もしやすいですし、生でも食べられる野菜なので、献立作りなど忙しいママにとっては、赤ちゃんや子供の離乳食として使えれば、手間の掛からないお手軽な食材ですよね。
離乳食初期 (5~6ヶ月) |
離乳食中期 (7~8ヶ月) |
離乳食後期 (9~11ヶ月) |
離乳食完了期 (1才~1才6ヶ月) |
○ ※加熱して |
○ | ○ | ○ |
離乳食の食材としては、一応離乳食初期から与えることができます。
ただし、初期から食べさせる場合は、加熱してからにしてくださいね。
生でも食べられるようになるのは、7~8ヶ月など離乳食中期に入ってからです。
きゅうりは皮が硬いので、生で与える場合にもピーラーなどで皮をむいてから食べさせてあげましょう。
歯ごたえもよく、スティック状にして食べられるので、離乳食が進んでつかみ食べなどが始まった時に、きゅうりはちょうど良い大きさになりますよ。
ちなみに、皮付きのままきゅうりを食べさせるのは、1歳以降(離乳食完了期に入ってから)にしてくださいね。
離乳食のきゅうり!皮やとげの処理方法は?下ごしらえについて
きゅうりといえば、パリッとした皮とトゲトゲが特徴的ですよね。
でも、赤ちゃんや子供にとってこれらは食べにくい原因になるもの‥。
きゅうりの皮やトゲトゲの処理方法についてご紹介いたします!
きゅうりの皮の下ごしらえ
こちらは、皮むき器(ピーラー)などでむけばOKです。
きゅうりは細いので、皮むきされる際は気をつけてくださいね。
きゅうりのトゲトゲの処理
- 水で洗い流す
- 板ずりする
きゅうりのトゲトゲは、流水で洗いながら手でこすれば簡単に取れます!
他にも「板ずり」という処理の仕方もあります。
きゅうりに塩をまぶして、まな板の上でゴロゴロします。
後は、水で塩をさっと流して生のまま調理をしたり、茹でる場合は塩がついたままお鍋に入れれば大丈夫です。
板ずりをすると、きゅうりのトゲトゲが取れますし青臭さも取れるので、少し手間ですがおすすめの処理方法です。
離乳食にきゅうりを使用!冷凍できる?その方法は?
とってもお手軽な食材のきゅうりですが、赤ちゃんがいると下ごしらえさえも大変な時がありますよね‥。
きゅうりは冷凍できるのでしょうか?
加熱した状態でも、生のままでもきゅうりは冷凍保存することができます。
離乳食初期の場合は、加熱してすりつぶしてペースト状にしたものを小分けにしてフリージングしておいたり、1本まるごと冷凍しておいて、調理の際におろしたり細かく刻んで和えるなどすれば、とても便利ですよ。
また、生で食べられるようになったら、きゅうりをみじん切りしておいて、キッチンペーパーなどで少し水気を取り、そのままジップロックなどの保存袋に入れておけば、使うときに自然解凍で食べることができるのでお手軽です。
水分が多く少し味気ない食材のきゅうりですが、安い値段で手に入りますし、何より調理法が手軽なのが魅力的な食材ですよね!
硬い皮さえむいておけば、離乳食中の赤ちゃんや子供にも食べさせることができるので、ぜひ食材に加えてみてくださいね。