端午の節句に向けて、鎧兜や鯉のぼりなどの五月人形を飾ったりしますよね。
鎧兜や鯉のぼりなどの飾りつけ、いつからいつまで飾るか、その飾る時期をご存じですか?
また、いつまでにしまえば良いかも覚えておくと良いですよ!
鎧兜・鯉のぼりなどの五月人形いつから飾り始める?いつまでに飾れば良い?飾る時期について
節句は季節の節目であることから、一般的に季節の変わり目の時期に飾ります。
端午の節句の場合は、二十四節気のひとつ「清明(せいめい)」(4月5日頃、天地がすがすがしく明るい空気に満ちて来る頃)を過ぎた頃に飾りつけをすることが多いです。
つまり、大体1ヶ月前くらいから飾るということですね。
早い場合は、春分の日(3月20日前後)を過ぎた頃に飾り始める場合もあります。
春分の日を過ぎるとお菓子屋さんなどに、ちまきや柏餅が並び始めますので、早すぎるということもないですよ。
特に初節句の場合は、お祝いが届けられたりすることから早めに飾ることが多いようです。
気持ち的にも初節句の際は長く飾ってあげたいですよね。
ちなみに、飾る日柄(大安吉日)などについてはあまりこだわらなくても大丈夫ですよ。
あと、まだ飾りつけをしていない場合には、遅くとも4月29日(昭和の日)までには飾るようにしましょう。
前日に飾り始めるのは「一夜飾り」と言って、縁起の悪いこととされていますので、控えたほうが良いかもしれません。
まとめますと、
- 飾る時期は、4月5日から(初節句などの場合は3月20日前後からでも良い)
- 遅くとも4月29日までには飾るようにする
- 前日に飾るのは控える
ということですね!
鎧兜・鯉のぼりなどの五月人形いつ片付ける?片付けの時期について
お雛様は地方によっては「3月3日を過ぎると婚期が遅れてしまう」などと言われていますよね。
しかし、五月人形の場合はそのようなことはありませんので、5月5日を過ぎても安心して片付けてくださいね。
しまう目安としては、二十四節気の「小満(しょうまん)」(5月21日頃、草木が茂って天地に満ちはじめる頃)までには、遅くとも片付けをします。
特に日にちよりも、人形や鯉のぼりを長持ちさせるために、天気が良く空気の乾いた日に片付けをするのが一番良いです。
時期的にも梅雨入りが近いことから、5月中旬を過ぎたあたりからお天気も不安定になってきます。
5月5日を過ぎても良いとは言え、飾りを長持ちさせるためにも、なるべく早めに片付けましょう。
鯉のぼりについては、屋外に飾っていますので、汚れを落として十分に乾かしてからしまうようにしてくださいね。
男の子が生まれて、思いを込めた五月人形、毎年大事に飾りたいですよね。
日本の季節の行事に合わせた飾りは、見ると気分も上がりますので、子どもと一緒に伝統行事を楽しめると良いですね!