この秋冬用に、白いカシミヤのセーターを買いました!
専業主婦のため何万もするお高いものは買えないので、主婦の強い味方・ユニクロで買ったんですけどね。
それでも、ユニクロ価格にしては高い方ですが‥(笑)
フワフワの触り心地で、すごく気に入って初めて袖を通したのですが、
「これ毎回クリーニングに出すのもなぁ‥かと言って、このまま洗わずに次着るわけにもいかないし。」
と思い、自己判断で手洗い(ホームクリーニング)を行いました。
そして、ここで悲劇が起こったのです‥(泣)
カシミヤニットのホームクリーニング・手洗い・自宅での洗い方
さぁ、カシミヤセーターを勝手に(しかも適当な判断で)手洗いしたら、どんな悲劇が起きたのでしょうか?
まず、全体的に縮みました。
そして、一緒に手洗いしようと思って隣に置いた黒いタイツの染料が移ってまだらなシミ模様になりました。
本当に、本っっ当にショックでしたよ‥(泣)
まだ1回しか着ていなかったのに。
すぐにクリーニング店に行って染み抜きが出来るか見積もりをしてもらいましたが、
「出してみないことには‥何とも言えませんね。」と言われてしまいました。
(何で洗う前に調べなかったんだろう‥。)
さて、高い勉強代を払った所で、カシミヤ製品のホームクリーニング・自宅での洗い方をご紹介します!
1.ホームクリーニング用の中性洗剤を用意します。
なぜ普通の洗濯洗剤ではダメかというと、アルカリ性のためタンパク質でできているウールやカシミヤをダメにしてしまうからです。
必ず、おしゃれ着洗い用などの中性洗剤を使って下さいね。
洗剤を溶かす水の温度は、温度が高いと縮みやすくなってしまうため30℃以下がベストですが、このような「水洗い不可マーク」がついている場合は水はNGです。
2.洗い方はとにかく優しく
次にいよいよカシミヤを洗いますが、洗い方は衣類をたたんで沈めたり・浮かせたりする、ただそれだけです。
絶対に、こすったりもんだりしてはいけません。
「沈める」「浮かせる」を20回ほど繰り返したら、たたんだままの状態で洗濯機の脱水機能で30秒ほど脱水します。
脱水はかなり短いです。入れたらすぐ出す感じです(笑)
その後、2回程度きれいな水ですすぎをします。
この、すすぎの時も先ほどの洗い方と同じように「沈める」「浮かせる」を15回ほど行うだけです。
※ユニクロのカシミヤのみの裏ワザとして、2回目のすすぎの時に「髪用のコンディショナー」を柔軟剤代わりに使うと良いそうです。
これは、ウールやカシミヤがタンパク質でできているため、髪用のコンディショナーを使うのは理にかなっていると考えられるからです。
他のカシミヤ製品には使えない裏ワザのようなので、柔軟剤代わりに使用される場合は、一応自己責任でお願いします。
最後に、また脱水機能で軽く脱水して完了です。
3.干し方は「平干し」もしくは「M字干し」
すすぎができたら、最後に乾燥させましょう。
干し方は、タオルなどを敷いてそこに平らに置いて干すか、
もしくはハンガーや竿などに二つ折りにしてかける方法です。
どちらも、陰干しが前提です。
カシミヤの普段のお手入れ方法について
ところで、カシミヤのお手入れはどんな方法が良いのでしょうか?
ポイントは、
- 着用後はブラッシングをしてホコリや汚れを取る
- 毛玉はその都度手かハサミ等で取り除く
- クリーニングはなるべく控える
大前提として、あまり洗わない(クリーニングをしない)ということがカシミヤの風合いを保つ秘訣だそうです。
というのも、カシミヤはその素材の特性上、水に弱く、素材の表面には天然の油脂が含まれているため、あまりクリーニングに出してしまうとそれが洗い出されることによって、独特のぬめりや風合いが落ちてきてしまいます。
かと言って、その日一日着たものを洗わずにそのままにしておくのは少し抵抗がありますよね?
そこで、お手入れの一環としてブラシをかけてあげることが必要になってきます。
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カシミヤにはこのような、天然繊維のブラシが相性が良いそうです。
ホコリや汚れをブラッシングできちんと落とした後は、毎日着用するのは控えて、「1日着たら1日休ませる」など、着ない期間を作るのが大事だそうです。
もし万が一シミが出来てしまった場合は、洗剤を付けたタオルでポンポンと落としてブラッシングをしてから乾かすか、もしくは上記のホームクリーニングを参考に手洗いをしてみて下さいね。
私が染み抜きをお願いしたクリーニング店では年内の染み抜き対応がもう終わってしまったらしく、引き渡しは年明けになるとのことでした。
いっその事新しいのを買おうか?とも一瞬考えましたが、ファストファッションブランドといえど、一度買った洋服はなるべく大事にしたいと思い、まずは染み抜きをお願いしました。
もしキレイに戻ってきたら、今度はきちんとお手入れをして、さらに大事にしていきたいと思います!