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私の周りでも結構多いのですが、子供が生まれた年に身内が亡くなる(喪中になる)という事がわりとあります。

学生時代からの友人など、子供も近い年になるので年賀状での出産報告など毎年楽しみにしていたりするのですが、喪中になると年賀状は出せなくなりますよね。

そこで、喪中だけど子供の誕生・出産報告をしたい時はどうするか?をご紹介したいと思います。

喪中はがきに子供の出産報告はマナー違反

郵便ポスト、はがき、手紙

 

絶対にやってはいけないマナー違反が、喪中はがきに出産報告をすることです。

喪中はがきとは、1年以内に身内に不幸があり、「喪に服していますので慶事の年始挨拶や年賀状を送ることなど控えさせて頂きます」ということを前もってお知らせするものです。

そのため、喪中はがきの文面の中に「子供が生まれました!」という喜ばしい出来事を盛り込むのはマナー違反なので、喪中はがきと出産報告のはがきは必ず区別しましょう。

喪中の時の子供の誕生、出産報告はどうする?

赤ちゃん

 

もちろん親しい間柄であれば、生まれた時点でメールなどでやり取りができますが、わざわざメールを送るほどではない・ほとんど年賀状でのやり取りが主という知り合いの方であれば、はがきでお知らせしたほうが良さそうですよね。

1年を通して、はがきを送っても変に思われないのは

  • 寒中見舞い
  • 暑中見舞い、残暑見舞い

あたりなので、もし年賀状以外で子供の誕生、出産報告をするならば、寒中見舞いか暑中見舞いなどでご報告した方がマナーとしても良さそうです。

寒中見舞い

一番スムーズなのは、喪中はがきを出して、年が明けたら寒中見舞いを出し、その文面に子供の誕生報告をするものです。

ちなみに、寒中見舞いは「寒の入りから立春の前日」までに出すもので、

寒の入りとは小寒を表します。

毎年日にちが変わりますが、大体1月5日頃になります。

そして、立春は2月4日になるので、合わせると

1月5日頃~2月3日に寒中見舞いを出す ということになります。

暑中見舞い、残暑見舞い

これは、子供が1~6月頃に生まれ、また身内の不幸もその年の前半にあった場合です。

というのも、暑中見舞い・残暑見舞いは7~8月に出されるものだからです。

ただ、最近では暑中見舞いや残暑見舞いもなかなかやり取りしなくなってきているので、出産報告を兼ねたはがきを急に送っても、あまり変に思われない相手だけにとどめておいた方が無難かもしれません。

「やっぱり子供の誕生報告は、きちんと出したい!」という場合には、喪が明けてから出産報告はがきを出すという手もあります。

一般的に喪中の期間は、

  • 父母・義父母‥12~13ヶ月
  • 祖父母‥3~6ヶ月
  • 兄弟姉妹‥30日~6ヶ月

となっています。

この期間が過ぎれば慶事のはがきを出しても問題はないので、喪中なのに寒中見舞いなどで子供の誕生報告を兼ねるのは少し気が引ける‥という方には、喪中明けに出すのが良さそうです。

 

子どもの誕生報告はがきなどは、世間では色々と意見が分かれることもありますが‥。

でも、無事に出産が出来たこと・新しい命が誕生したことを親戚の方などに明るい話題を届けられるのは嬉しいことだと思います!

喪中ではあるけれど、せっかくの機会なので喜ばしい出来事をぜひご報告してみてはいかがでしょうか?