年末が近づくとテレビCMやポストのチラシなどで年賀はがきの案内が始まりますね。
ただ、年内に身内の不幸があった場合は喪中はがきのことを考えなくてはいけません。
先日、ふと
写真入りの喪中はがきってあるのだろうか?
お腹の赤ちゃんが亡くなった場合(胎児の場合)に喪中はがきを出すことはあるのだろうか?
と疑問に思ったので調べてみました。
少し内容がセンシティブなものなので、ご了承下さい。
写真入りの喪中はがきは作成可能か?
まず、喪中はがきに写真を入れる事は有りなのか?
CMでもお馴染みの「富士フイルム」で検索してみたところ、写真入りの喪中はがきが作れる事が判明しました!
また、本屋さんでもCD-ROM付きの雑誌が販売されており、その中に写真入りの喪中はがき用テンプレートなどもあるので自作もできるようです。
ただ、その写真の取扱いについては受け取る側の気持ちの問題もあるので、かなり慎重に考えなくてはいけません。
どんな写真を入れる?
まずとっさに思い浮かぶのが、「故人の写真を入れるのはマナーとしてどうなのか?」という事ですが、やはり止めた方が良さそうです。
絶対にマナー違反というわけではないそうですが、はがきを受け取る側の気持ちになって考えることが大切です。
写真入りだと、何となく申し訳ない気持ちになって簡単に処分がしづらくなるかもしれません。
では、どんな写真を入れるのか?ということですが、
- 故人の愛用品の写真
- 故人の好きだった花の写真
- 故人の思い出の場所の写真
などを入れると、故人らしさが伝わる喪中はがきになるでしょう。
子供が亡くなった場合、喪中はがきに写真を入れるのは?
芸能人でも、JUDY AND MARYのYUKIさんや女優の香椎由宇さんなど、有名人の方も子供を乳幼児突然死症候群などで亡くす方はいらっしゃいます。
大切な我が子を亡くすことは、何ものにも耐えがたい悲しみです。
ただ、喪中はがきに亡くなった子供の写真を入れることは、両親の悲しみが受け取る側にダイレクトに伝わってしまいます。
お気持ちは分かりますが、どうしても‥という場合は、本当に親しい身内だけにとどめておきましょう。
お腹の赤ちゃんが亡くなった場合に喪中はがきは出すべき?
最近では、亡くなった子供の親を『天使ママ・天使パパ』と呼んだりするそうです。
流産・死産‥どんな形であれ、子供の死とは簡単に向き合えるものではないと思います。
喪中はがきも昔ほど形式にとらわれず、妊娠していたけど子供が亡くなったことを知らせる喪中はがきを出す天使ママ・パパも中にはいらっしゃるようです。
ただ、受け取る側も
- 妊娠していたことを知っていたか
- どの程度お付き合いのある相手か
によって、喪中はがきを受け取る状況も変わってくると思います。
全く妊娠のことを知らなかったけれど、いきなり「お腹の子供が亡くなりました」という知らせを受けたら、相手もかなり動揺してしまうかもしれません。
このあたりは、本当に状況によって難しい問題なので、夫婦や家族でよく話し合って「喪中はがきとして出すか出さないか」を決めるのが良さそうですね。