10月に入ると、ニュースなどでもインフルエンザの予防接種についてアナウンスされる時期ですよね。
ふと、授乳中でもインフルエンザの予防接種は受けても大丈夫か?気になったので、調べてみました!
授乳期におけるインフルエンザの予防接種
心配なのは「予防接種をすることで、母乳に影響が出ないかどうか?」だと思いますが、
授乳中にインフルエンザの予防接種をしても問題はないですので安心して下さい!
というのも、インフルエンザワクチンは不活化ワクチンだからです。
◆不活化ワクチンとは?
細菌やウイルスを殺して毒性をなくし、抵抗力・免疫をつけるのに必要な成分だけを取り出してワクチン化したものです。
ワクチンの中に毒性などがないため、注射を打っても母乳に影響を与えることはないので、安心して予防接種を受けて下さいね。
1歳未満の子供がいる場合は感染予防のためにもぜひ!
インフルエンザの予防接種は生後6ヶ月から打つことができますが、実は1歳未満の子供は予防接種を受けてもあまり効果が期待できないと言われています。
また、夏・秋生まれの乳児はインフルエンザの予防接種が始まり、流行し始める10~12月あたりはまだ、生後6ヶ月未満のため、予防接種が受けられません。
そうなると、もしママやパパがインフルエンザにかかってしまうと、そこから赤ちゃんへインフルエンザが感染してしまう可能性が高くなってしまいます。
兄弟姉妹がいるお家ならなおさらですよね。
家庭内感染を防ぐためにも、まずは予防接種が受けられる家族はなるべくワクチンを打っておくと安心です。
上記でも書きましたが、授乳中のお母さんももちろん大丈夫ですよ!
予防接種をした母乳を飲んだ赤ちゃんに免疫はつく?
ちなみに、インフルエンザの予防接種を受けた母親の母乳を赤ちゃんが飲んでも、その乳児にインフルエンザの予防効果はありません。
子育て・授乳・家事などなど‥日々やることがいっぱいで本当に大変な時期ですが、できればきちんと母親・子供(生後6ヶ月以上の赤ちゃん)それぞれ予防注射を打って下さいね。
インフルエンザワクチンは、1シーズンしか効果がないため毎年予防接種を受ける必要があります。
特に12歳以下の子供は2回の接種が必要なので、小さい子供がいるお家などは病院に何回も行くのが大変かもしれませんが…。
でも、家庭内で感染していってしまうと、それはそれでまた看病など大変なことになってしまいますので、できる予防はしておいた方が安心ですね!