せっかくの七五三、お着物だけでなく履物も大切に選びたいですよね!
でも、七五三に履く草履や下駄は普通の靴と違ってとても履きづらく、また普段着慣れないお着物でとっても歩きにくくなっていると思います。
特に3歳の七五三だと、まだ足元もおぼつかないですし、草履などを嫌がったり痛がってしまうことも‥。
そこで、七五三の草履や下駄についてサイズ選びのポイント、痛くならない工夫などをご紹介します。
七五三の草履・下駄の違いは?どちらが良い?
まず、結論から言うと七五三に履かせる履物は、草履でも下駄でもどちらでも大丈夫です。
ちなみに、草履と下駄の違いは、
材質の違い | 底部の形状の違い | |
草履 | 木製 | フラットになっている |
下駄 | 藁、い草、竹、ビニールなど | 突起(2本の歯)が付いている |
など、多少の違いはありますが、着物を着る際には草履と下駄、どちらを履いても良いとされています。
また、下駄については、
- おこぼ
- ぽっくり
- こっぽり
など、色んな呼び方があるので、どれが七五三にふさわしいのか迷ってしまいますよね。
呼び方は違えど、元はどれも同じもの(下駄)なので気に入ったデザインものを選べば大丈夫です!
七五三草履や下駄のサイズ選び方について
七五三の子供の履物のサイズ選びは、少し大きめを選ぶのがポイントです。
目安としては、普段履いている靴のサイズから1~3センチほど大きめでちょうど良く草履が履けるサイズ感になります。
試着ができない場合(ネットなどで購入する場合)などは、子供の足の実寸を測り、履物のサイズを選びましょう。
多少大きめでも、足袋などを履きますのでブカブカすぎでなければあまり気にする必要はないかと思います。
新品は七五三詣りの当日にいきなり履かせると固くて慣れていないこともあり、嫌がってしまうかもしれないので、出来れば少し履かせて鼻緒などを馴染ませておくとさらに良いです!
部屋の中だと喜んで履いてくれるかもしれませんね(笑)
七五三3歳の草履や下駄は低いものを
舞妓さんなど、高さのあるぽっくり下駄を履いていたりすごく可愛いのですが、さすがに3歳の女の子には歩きにくくなるので、七五三の履物を選ぶ際はなるべく草履か低い下駄の方が子供にはおすすめです。
憧れのぽっくり下駄は、7歳の七五三のお楽しみでも良いかもしれませんね!
男の子は、雪駄のような低い草履がほとんどですので履きやすいものを選んであげてくださいね。
![]() |
西陣織草履【三歳用】【16.5サイズ:足長15~16.5cm】【18サイズ:足長16.5~18.0cm】【履物】【七五三2016】 価格:4,860円 |
![]() |
三色おこぼ【三歳~五歳用】【17サイズ:14.5~16.0cm(センチ)用】【18.5サイズ:16.0~17.5cm(センチ)用】【履物】【七五三2016】 価格:14,040円 |
![]() |
【七五三/雪駄】男の子 キッズ 男児 草履 19.3cm【汚れ・色移り等の可能性がある為◇訳あり処分返品不可】【ゆうパケットOK】【RCP】YHUP『厳選ssh50』在庫品《DEAL》 価格:1,580円 |
七五三の草履や下駄、痛くならない工夫は?
七五三の草履や下駄を嫌がる原因として、鼻緒が痛くなるということが考えられます。
大人でも、夏祭りの際などに下駄を履くと、普段履き慣れていないため鼻緒ずれなどして痛くなったりしますよね。
そこで、痛くならないように工夫してあげることで、子供でも七五三の草履や下駄が履きやすくなるかもしれません。
- 鼻緒を柔らかくする‥固い鼻緒の部分に指を入れて馴染ませたり、揉んで柔らかくしましょう。
- 鼻緒が当たる部分に絆創膏を貼る‥鼻緒が直接当たると痛くなるので、絆創膏などでクッションを作ってあげる。
- 鼻緒と足袋にベビーパウダーをはたく‥草履を履くときに滑って前にかかると、鼻緒が当たりすぎて痛くなってしまいます。ベビーパウダーなどをはたいて、滑りにくくなるようにすると良いです。
七五三の草履や下駄を嫌がる場合には?
七五三の草履や下駄は、普段の靴と履き方も形状もかなり違うため、嫌がって履いてくれないことが多いです。
せっかくの七五三なので、完璧な姿で写真などを撮りたい気持ちもあるかもしれませんが、まずは無理強いをしないことが大切です。
嫌がっているのに無理やり履かせようとすると、さらに嫌がってしまうことも考えられます。
七五三の草履を嫌がる時にできる対策としては、
- かかとバンドを使って履きやすくしてみる
- 普段の靴と2足持って行って、写真を撮るときだけ履いてもらう
後は、とにかく「可愛い!」「カッコいい!」と褒めてみると、子どもの性格によっては意外とノッてくれて、草履や下駄を履いてくれるかもしれません!
![]() |
価格:380円 |
![]() |
価格:539円 |
我が家も、女の子ではありませんが長男の3歳の七五三の時には、写真を撮る時用の草履と普段履き慣れている靴と、2足持って行きました。
案の定、途中で飽きて草履を脱ぎ始めた(笑)ので、普段靴を履かせました。
神社でお祓いをしてもらう場合など、意外と靴を脱ぎ履きする場面もありますし、大体3歳の子供はこちらの言うとおりに動いてくれません。
お着物を着せて、神社に付いたら子供が飽きない・着物が着崩れないうちに大事な写真だけ撮ってしまって、後は履きなれた靴を履かせてあげるのも手です。
普段履きなれた・お気に入りの靴を持って行くといざという時に慌てませんよ。