季節の変わり目は、急な気温の変化などでどうしても体調を崩しやすかったりします。
私自身も数年前から特に冬から春にかけての季節の変わり目に、唾を飲み込むと喉が痛むのを繰り返すようになりました。
最初は「風邪かな?」と思って放っておいたのですが、次第に声も出なくなるほど悪化してしまいました…。
唾を飲み込むと喉が痛い!扁桃腺の腫れ?扁桃炎とは
最初は喉に違和感を感じる程度だったので、「風邪かなぁ…」と思いつつ、特に熱も出なかったのでそのまま仕事をしていました。
しかし、時間が経つごとに喉の痛み・引っ掛かり(異物感)が強くなってきて、最終的には声を出すのも苦痛なほどになっていました。
上司や先輩に「仕事にならないだろうから病院に行って来なさい」と言われ、とりあえず喉の痛みだから耳鼻咽喉科に行ってみたところ、
「これ急性扁桃炎だね。抗生物質出しておくから飲んでね。」
と診断されました。
それまで、喉の痛み=風邪 だと思っていたので、「扁桃炎って何!?」という気持ちでいっぱいでした。
扁桃炎(扁桃腺炎)とは?
喉の奥にある「扁桃」は普段、鼻や口から入ってくる細菌やウイルスに対して防御機能を働きますが、反対に細菌がたくさんくっついているため、体力が落ちたり免疫力が低下した時などに感染源となってしまいます。
扁桃が病原体に感染して、炎症を起こした状態が「扁桃炎(扁桃腺炎)」になります。
扁桃炎は小さい頃になりやすく、扁桃自体の大きさも最大になり、大人になると徐々に小さくなってくるそうですが、中には小さくならずに大人になっても扁桃炎を繰り返すことがあるようです。
どうやら私はこの「扁桃が小さくならなかった人」に入るようで、最初にかかった病院でも「普通より扁桃が大きいから、多分これからも扁桃炎繰り返すよ。気をつけてね。」と言われ、本当にその通りになってしまいました。
扁桃炎どんな症状が出る?
- 38度以上の発熱
- 咽頭の痛み
- 悪寒戦慄
- 倦怠感
- 頭痛、関節痛
- 顎の下や頚部のリンパ節の腫れなど
(時には耳や側頭部にまで痛みが広がることもある)
扁桃炎は鼻かぜから起こることもあり、また、扁桃炎がもとで鼻や喉頭、気管などに炎症が起こって、結果的に風邪の症状となるため、扁桃を腫らす傾向のある人は風邪をひきやすい、あるいは、風邪をひくとすぐ咽頭が腫れるとみなされがちである。
出典:Wikipedia
本当に様々な症状がありますが、とにかく厄介なのが、咽頭の痛みです。
唾を飲み込むのも痛くなるので、ご飯をなんとか食べたり、あまりに痛いので唾を飲み込みたくなくてティッシュやタオルに出すということもありました。(汚い表現ですみません)
特に症状が悪化した時には、喉の痛みで夜眠れないほどになることも…。
私が扁桃炎を一番悪化させた時は、耳の奥の方まで腫れてしまい、身体もだるいし、喉・耳の後ろから首の方にかけて腫れて痛いしで、もうとにかく散々でした。
唾を飲み込むと喉が痛い!辛い扁桃炎すぐに治す方法はある?
まず、扁桃炎を防ぐには日頃から手洗い・うがいを徹底して、細菌やウイルスが侵入しないように予防する必要がありますが、それでも扁桃炎になってしまうことはあるかと思います。
そこで、私が実際に効き目のあった、扁桃炎をすぐに治す方法をご紹介したいと思います。
マヌカハニーを舐める
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マヌカハニーは普通のはちみつよりも、抗菌作用が高く殺菌効果にも優れていることから、喉の痛みにかなり効果があります。
また、炎症を抑えてくれる効果もあるので、
(ちょっと喉がイガイガするな。)
と思ったら、すぐにマヌカハニーを舐めると効き目があります。
舐める量は、ティースプーン1杯くらいで大丈夫です。
私はこのマヌカハニーの存在を知ってから、毎年春先に繰り返していた扁桃炎に、今年は一度もかかりませんでした。
初期の段階であれば、かなりの効果があるかと思います。
トローチを舐める
トローチは、殺菌剤が入ったものと抗生物質が入ったものとに分かれていますが、初期のうちにトローチを信じて舐めておくと本当によく効いてくれます。
私、最初の頃はトローチを処方されても、「あんまり効き目ないでしょ?」と意味のない勝手な決め付けで(笑)あまり舐めなかったのですが、ある時ちゃんと舐めるようにしたら、喉の痛みが早く引いてくれたのをキッカケに、
トローチってスゴイ!
と考えが180度変わったのでした。笑
個人差はあるかもしれませんが、トローチは喉の殺菌をしてくれるので、扁桃炎の際にはかなりの効果を発揮してくれると思います。
水分をたくさん摂る
喉が痛い時は、喉を潤しておくことも大切です。
私は喉が痛くなったら、緑茶などをたくさん飲むようにしています。
緑茶はカテキンと呼ばれる殺菌効果のある成分が入っているので、喉の痛みにも効果的です。
後は温かい飲み物(おすすめなのはしょうが紅茶など身体を温めてくれるようなもの)をたくさん摂ると、汗がたくさん出て身体もポカポカするので、風邪の初期症状のような扁桃炎も治りやすくなりますよ。
うがいをする
喉が痛くなってからでも、うがいは効果があります。
その際、イソジンを使ってうがいをするようにしてくださいね。
イソジンは、殺菌性が高くしかも即効性があるので、1日に数回きちんとうがいをするだけでも、喉の痛みが和らいできますよ。
1年に3、4回以上繰り返すと、手術も検討し始める段階なのだそうで、以前1ヶ月の間に4回ぐらい連続でなった時には「もう扁桃を取りたい!」と思って、本気で手術を検討して色々調べたこともあったのですが、術後が激痛だという話や切除しきれなかった場合は再発する恐れもある、なんていう話も聞いて怖気づいたり…。
ですが、扁桃炎との付き合いも長くなってくると、
(あ。喉がちょっとイガイガするから扁桃炎になりそう。)
という前兆のようなものが何となく分かってきます。
そんな時はすかさず、上でご紹介したマヌカハニーやトローチを舐めて、後はうがいをする・水分をたくさん取る。
最近は、これで初期のうちに治まってくれているので、しばらく様子を見ていこうと思います。
季節の変わり目の喉の痛みや、唾を飲み込む際の喉の痛み、扁桃炎でお悩みの方に、少しでも参考になれば幸いです。