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最近、4歳の長男が会話の中で「なんで?」を連発してくるようになりました。

「なんで?」自体は以前から聞いてくることもあったのですが、なるべくわかりやすく説明すれば大体納得して終わってくれることが多かったのです。

がしかし、ここのところは、

「~~だからだよ。」

「なんで?」

「そうすると~~だからだよ。」

「なんで?」

(きーーーーーーーー!!!!!)

って感じで、最後の方は「なんで?」と聞くこと自体を楽しんでいる様子で、こちらが困り果てることもあります(笑)

また、「この答え方でいいのかな?」と悩んでしまうこともあったり。

そこで、同じように「なんで?」攻めで困っている方へ、「なんで」期のこと・困ったときの対応・やってはいけない声掛けをご紹介します。

育児、会話

 

 

「なんで?」がきたら知的好奇心を伸ばすチャンス!

辞書、百科事典、辞書引き

この3~6歳の子どもの期間を心理学で『質問期』と言うそうです。

だんだん会話を楽しめるようになってきて、「これは何?」「どうして~なの?」と知的好奇心が活発になるのが3歳前後の時期からなので、「なんで?」攻撃が出始めるのです。

そういえば、年下のいとこが3歳ぐらいの時期に「なんで?」を連呼していたな~と思い出しました。

この『質問期』がきたら、子どもの質問にきちんと丁寧に向き合いましょう
そうすることで、子どもの知的好奇心が満たされ学習意欲が高まり色々なことに興味を持つようになります

どんな風に答えても「なんで?」と返されるのは、余裕が無いとしんどい時もあるかと思いますが、一時的なものだと割りきって付き合っていくと良いでしょう。

 

「なんで?」と聞かれたらこう返答するといい!

子どもの『質問期』にはなるべく答えてあげると言いましたが、親だって人間、本当に答えるのが難しい質問や忙しくて丁寧に向き合えない時もあります。

全ての質問に対して全力で答えるのではなく、いくつかの返答パターンを使い分けて『質問期』に対応するとこちらも少し楽になります。

 

逆に「なんでだと思う?」と聞き返す

子どもの「なんで?」に全て完璧に答えてしまうと、わからなかったら聞けば良いと自分で考える機会を失ってしまいます。

そこで、「なんで?」攻撃が始まりそうになったら、こちらから「なんでだと思う?」と反対に質問をしてみるのです。

そうすることで、子どもが自分で考えるきっかけに繋がりますし、「なんで?」が続かなくなるのでこちらのイライラも少し緩和されます。

ちなみに我が家の長男に逆に質問をしてみたら、「わかんない!」と若干逆ギレされそうだったので、「じゃあ一緒に考えてみようか!」と言ったら、「そうだね!」と笑顔で返してくれたので、この方法だとママと一緒に調べるという行動に繋がって良いかなと思いました。

 

クイズ形式にしてみる

この記事を書いている時期はちょうど夏なのですが、

「なんで暑いの~?」としつこく聞いてくるので、

「なんで暑いのでしょうか?」
「夏だから、冬だから、どっちだ!」

クイズ形式にしてみたところ、喜んで「夏だから!」と答えてくれました。

なんで?どうして?と聞いてくる子どもは、正確な答えを知りたいわけではなく、ママやパパとの会話を楽しみたいと感じています。

クイズ形式にすることで、会話を膨らませたりすることができ、子どもとの立派なコミュニケーションになりますよね。

 

言ってはいけない声掛けの内容

今の我が家の長男もそうですが、朝から晩まで何かにつけて「なんで?」と聞かれると、気が滅入ってしまうことも確かにあります。

ただ、なるべく以下のような態度は取らないようにしましょう。

  • 無視をする
  • 怒ったりする
  • 適当に返事をする
  • 聞いてくることを笑ったりバカにしたりする

子どもは分かっていないようで実はしっかりと聞いています

何度も聞いてくる時はもしかすると、わかりにくい回答だったり、違う答えが欲しい時なのかもしれません。

内容的には正しい答えだったとしても、子どもの成長や正確に合わせて、時には少しおとぎ話のようなファンタジー(と言う名の嘘)も交えながら子どもが喜びそうな回答にしてあげるのもおすすめです。

 

 

何度も「なんで?」と聞かれると本当に困ることも多々あるのですが、でも子育ての悩みってだいたい数カ月後・1年後には違う悩みに変わっていたりしますよね

実際半年ぐらい前にはこの「なんで?」攻撃には悩んでいなかったので。

ということは、子どもが成長しているということの証でもあるので、同じように悩んでいる方もぜひ一緒に子どもとの会話を楽しみながら『質問期』を上手に乗り切っていきましょう!