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結婚式やお祝いの席で準備する祝儀袋

表書きの書き方・夫婦や連名の場合や、付属の短冊の使い方、中袋の入れ方など分かりやすい画像や動画などでご紹介します!

祝儀袋・表書きの名前はどうやって書く?夫婦や連名の場合の書き方も!

祝儀袋、表書き、短冊

祝儀袋の表書きは、毛筆や筆ペンで濃くはっきりと書きます。

水引きや熨斗(のし)の飾りで記名がしづらい場合、短冊がセットになっているものであればそちらに書いても良いでしょう。

 

個人の場合は、祝儀袋の水引きより下の中央に氏名(フルネーム)を書きます。表書きの名目より、少し小さめに書きましょう。

ご祝儀、祝儀袋、表書き、書き方

夫婦で連名にする場合は、夫の氏名を中央に書き、その左に妻の名前を記入します。バランスよく見えるように、夫婦それぞれの名前を姓に合わせて真ん中になるように記名する場合もあります。

ちなみに、夫婦別姓などの場合は妻の名前もフルネームで書くこともあります。

祝儀、表書き、短冊、夫婦、連名、書き方

◆数名で連名にする時はいくつかポイントがあります。

  • 目上の人を右から順に記名する
  • 役職・年齢などが関係ない場合は五十音順で
  • 連名にする人数は3名まで
  • 4人以上になる場合は、代表者のみ記名して別紙に全員の名前を書く

祝儀袋、表書き、連名、複数、書き方

連名で書く人数は3名までが目安です。

最近ではバランスよく見えるように、連名全体が真ん中になるように記入する方法も一般化されつつあります。

祝儀袋、表書き、複数、連名

会社の人間など大人数で祝儀を贈る場合、連名が4人以上になってしまう時は、表書きに代表者1名の名前を書き、左側に『外一同』と記入します。

祝儀、連名

そして、半紙などの別紙に贈り主全員のフルネームを記入し、中袋にお札と一緒に入れましょう。

別紙に書く場合も、右から順に目上の人になります。

友人同士など同格の場合は、五十音順にしましょう。

祝儀袋の表書き・短冊の使い方!白紙の短冊はどう使えば良い?

祝儀袋、短冊、表書き

結婚式などで使う祝儀袋には、ほとんどの場合短冊が付いています。

しかも、3種類もしくは4種類など複数枚付いていることが多いのではないでしょうか。

また、その中に白紙(無地)のものが付いていることがあると思いますが、これ実は失敗した時用の予備ではないんですよ!

祝儀袋、短冊、二重、表書き

このように短冊を二重にすることで「喜びが重なるように」という意味を込めるそうです。

「でも、結婚式って『二重』とか『重ねる』は縁起が良くないのでは??」

と思いますよね!

調べたところによると、短冊を重ねるのは関西の地域に多いものだそうです。

私は関東生まれですが、この短冊を二重にする慣わしは聞いたことがありませんでしたし、自分の結婚式で頂いたご祝儀や友人の結婚式で受付をした時にも拝見したことがありませんでした。

ですが、マナーとしてはどちらも正しいものなので、良かったら豆知識として頭の片隅に入れておいてくださいね。

ちなみに、短冊を二重にしたい場合、真ん中のあたりを少し糊付けしておくと、2枚の短冊がバラバラにならずにきれいに整いますよ。

祝儀袋・中袋の入れ方!水引や熨斗(のし)を外さずに入れる方法

さあ!最後に中袋を入れて、ご祝儀の準備は完了です。

私も以前は水引や熨斗(のし)をいちいち外して中袋を入れていたのですが、市販の祝儀袋の場合は動画のように入れれば上手に入れることができますよ。

ひとつだけ重要なのは、裏面の折り返しの部分ですが、結婚式などの慶事の場合は下側の折り返しが上になるので、この点だけ絶対にご注意くださいね!

私が教えてもらって今でも頭に残っている覚え方は、

【おめでたい時は『バンザイ』だから下側が上になって、弔事などの悲しみの時は『下を向く』ので上側が上になる】

というものです!

中袋の準備の仕方はこちらをどうぞ。

[blogcard url=”https://tensarabasara.com/2197″]

昔、新人だった頃に会社の先輩の結婚式にて受付をさせて頂きましたが、その時に「残念な光景だなぁ‥」と思ったのが、

男性が背広のポケットから(おそらくコンビニかどこかで)買ってきた祝儀袋を出してその場で開封してお金を入れて、さらに受付にあったペンで記名をしていたこと。

もちろん、普段の仕事が忙しいとなかなかご祝儀の準備もできないのも分かります。

ですが、やっぱり上のようにご祝儀を出す方と、スマートに袱紗からご祝儀を出す方では、見た目の印象も違うな~と、すごく感じる出来事でした。

ちょっとしたことですが、お金と祝儀袋さえ用意できれば5分程度で準備できてしまうものですので、ぜひマナーのひとつとして参考にしてみてくださいね。