我が家の長男は、3歳になった2014年に運良く「おかあさんといっしょ」のスタジオ収録に当選、さらに当日パントに選出されるというとっても貴重な経験をすることができたので、その体験談をご紹介したいと思います!
「おかあさんといっしょ」スタジオ収録に応募・当選まで【我が家の場合】
せっかくなので「おかあさんといっしょ」のスタジオ収録に出演してみたい!と思い、3歳になった6月から応募を開始しました。
スタジオ収録の応募方法などについてはコチラをどうぞ!
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我が家の場合は、3回目の【8月募集分】で運良く当選!
抽選結果のメールが9月に送られてきました。
メールの時点では収録日が分からず、ハガキが来ないと日程は分かりませんでした。
「おかあさんといっしょ」スタジオ収録日・当日の様子
NHK放送センターまでの移動手段
新幹線は品川駅で降りて、山手線で渋谷駅へ。
渋谷駅からは直通のバスが出ているので、移動は楽でした。
ちなみに徒歩だと12分程度だそうです。
【バス】渋谷マークシティー前2番乗り場 [大人200円・小児100円]
渋谷駅発の時刻表(pdf)
NHKスタジオパーク発の時刻表(pdf)
バスは「スタジオパーク入口」で停まるので、こちらで降りて西口玄関まで各々向かいます。
放送センター内は突っ切ることが出来ないので、建物の外周を沿って西口玄関に向かいますが、子供の足で10分かからない程度でした。
「おかあさんといっしょ」スタジオ収録に付き添える大人は1人だけ
収録スタジオに入れる付添いは1人のみと決まっています。
もし子供が双子などの場合でも付き添いは絶対に1人のようです。
それでは、他に付き添いがいる場合、収録の様子は見ることが出来ないのか?
スタジオに入ることは出来ませんが「スタジオパーク」から収録している様子を見ることが出来ます。
我が家は家族で行ったので、夫と次男はこのスタジオパークから収録を見学してもらいました。
夫からどんな感じだったか聞いてみたところ、場所はガラス張りになっている2階から1階のスタジオを見下ろす感じで見学することが出来たようです。
モニターなども出ていたみたいですが、音声は聞こえなかったようです。
※滅多に被らないと思いますが、一応月に1日程度休館日があるようなのでご利用の際はご注意を!
「おかあさんといっしょ」を収録するスタジオに入るまで
集合時間になると、エプロンを付けたスタッフの方が出てきて、NHK放送センター内の廊下で整列をし、当選券の確認・お土産(Tシャツ)の配布が行われました。
点呼が終わると子供達が前方・お母さん達は後方に分かれます。
お母さん達へは収録に関する用紙の注意事項を読み上げます。
この用紙に放送日が記載されていました。
(ちなみに、我が家は水曜日放送だったので、この時点で『かぞえてんぐの日だ!』と分かりました。)
スタジオに入る前の嬉しいサプライズ!
スタッフの方が注意事項を読み終わり、さぁ移動となるのですが、
「それでは、スタジオへ移動しましょう!
と、その前にお兄さん・お姉さん達がみんなを迎えに来てくれました!
みんなで呼んでみましょう!」
子供達の呼び声で、だいすけお兄さん・たくみお姉さん・よしお兄さん・りさお姉さん登場!!
なんと、スタジオに入る前にお兄さん・お姉さん達が登場してスタジオまで先導してくれるのです!!
これには、子供達・お母さん達大興奮でした。
「おかあさんといっしょ」スタジオ収録・リハーサルスタート!
ダンスと歌の練習
スタジオに入ると、子供達はセットの方へ移動。
お兄さん・お姉さん・スタッフの方が上手く誘導しながらリハーサルを行います。
お母さん達はベンチに2列に分かれて座りますが、後方の方はみんな立って様子を見ていました。
(スタッフの方から2列目は立って大丈夫と言われます。)
また、ベンチの横にモニターがあって、カメラで撮影しているものがそのまま映っていました。
リハーサルでは、
- ブンバ・ボーン
- あしたてんきにな~れ!(これは風船を落とす前で曲が止まりました。)
- 手遊び歌の練習(この日は『てをたたこ』でした。)
を行いました。
「あしたてんきにな~れ!」の時には、なんと!
「ムテ吉」が登場してくれましたよ!
(記憶がおぼろげですが、たしかムテ吉だけだったと思います。)
風船を落とす前で曲が止まり、ムテ吉はおばあちゃんに呼ばれて一旦退場しました。
(ちゃんとおばあちゃんの声がしました。)
子供達はお兄さん・お姉さん達と遊んでいる感覚なので、カメラが沢山構えていても自然に笑顔で楽しくしている様子でした。
「おかあさんといっしょ」オープニングの位置決め
リハーサルが終わるとオープニングの位置を決めるためにイスのセットを組みます。
子供たちを先に座らせてから、お兄さん・お姉さんたちが座りに来ていた気がします。
ちなみに長男は、よしお兄さんの足元隣に座っておりました。
ただ、だいすけお兄さんの近くが良かったのか、じーっとだいすけお兄さんを見つめていました…。
よしお兄さんももちろん大好きなんですけどね!
「おかあさんといっしょ」スタジオ収録・本番スタート!
「おかあさんといっしょ」スタジオ収録の流れはどんな感じ?
- 実際の番組と同じように収録していくので、歌や体操の順番が全て同じ。
- モニターには歌のタイトルなどのテロップが映される。
- 「遊びながら収録する」雰囲気なので、「はいカットー!」みたいな感じではない。
- 大きなマイクで音声を拾っているので、お母さんたちは話すの厳禁。
目の前の「あのセット」の中に自分の子供がいる!と思うと、本当に夢を見ているみたいでした!
モニター越しに見ても、テレビの中に長男が映っているので、感動してしまいました。
パントの子はどうやって決まる?
オープニングが終わると映像の歌のコーナーが始まります。
この時はテレビの前にみんな集まってお兄さん・お姉さん達と映像を見ます。
すると、りさお姉さんがおもむろに立ち上がりスタスタと…
(あぁ、パントの子を選ぶんだな。)
とすぐに分かりました。
ここでまさかの出来事が!
そう、長男が「パント!」に選出されたのです!!
でも、息子はこの時りさお姉さんの近くに座っていたわけでもありません。
むしろ真反対に座っていたのですが、確実にりさお姉さんは長男を探して声を掛けに来ていました。
これは私の推測ですが、長男は「ブンバ・ボーン」のリハーサルの時、りさお姉さんの近くで踊っていました。
それ以降はりさお姉さんの近くにはいません。
オープニングもよしお兄さんの近くだったので。
なので、長男の場合はリハーサルの時に目星を付けてもらったのではないかな?と思います。
(あくまでも、この時の収録の場合で、しかも私の勝手な推理なのでこの通りというわけでは決してありません。)
パントは隣にセットが組んであって、みんなが歌のコーナーを見ている最中に1度リハーサルを行っていました。
収録が終わった後に、
「りさお姉さんから何て言われたの?」
とワクワクしながら聞いてみたら、
「パントやろう、って言われた」
と、普通のトーンで返されました。
日替わりコーナーは「かぞえてんぐ」の日でした
パントが無事に終わると、「ともだち8にん」の映像が流れ、子供たちがそれを見ている間に日替わりコーナーのセットが組まれました。
最初に放送日が書かれた用紙が配られるので、その時点で分かっていましたが、水曜日の「かぞえてんぐ」でした。
「かぞえてんぐ」が終わるとまた映像が流れ、子供たちがそれを見ている間にセットチェンジ。
「収録の流れを切らずに子供たちを映像を見せて待たせて、セットチェンジをしていく」という流れなのでスムーズに収録が出来るんだなと感心してしまいました。
ブンバ・ボーン!からエンディングまで
当選が分かってから家でたくさん練習したので、ブンバ・ボーン!の踊りもバッチリな長男。
エンディングもちゃんとトンネルを潜れて、最後まで本当によく頑張っていました!
風船が落ちて、お兄さんたちの「またね〜」からしばらくはカメラが回っていて、十数秒してから「オッケーです!」の合図が出ていました。
エンディングでは、子供たちお楽しみの「風船」が落ちてくるのですが、1つだけじゃなく、複数取ってもいいよ〜とお兄さん達が促していました。
カメラが止まり、子供達たちは風船をお母さん達に渡し、スタッフから風船の空気を抜くように言われます。
記念写真撮影からスタジオ退散まで
収録が終わるとみんなで記念撮影をします。
カメラの前になかなか来れない子は、お母さんと一緒に写っていました。
風船をお母さんたちに渡していた子供たちはまたテレビの前に集められ、お兄さんたちと一緒にたった今撮った映像を見ます。
お母さんたちもモニターで確認しながら、各自に集合写真を買うための振込用紙が配られました。
(1枚1250円でした。)
そして、お母さん達は先にスタジオから退散。
廊下に整列して子供達を待ちます。
子供と合流した後は、お兄さんたちに見送られながらスタジオから出ます。
お兄さん・お姉さんたちは、最後の最後まで笑顔で手を振ってくれて「プロ魂」を見せてもらった気がします!
「服装は?」「泣いちゃったら出演できない?」注意点・疑問点など
服装は、ブランド名・キャラクターものにご注意!
チラッと聞いた話では、ブランド名などが書かれているとテープなどを貼って隠すのだとか!
ただ、皆さんやっぱり気をつけていらっしゃるのか、テレビでもテープが付いた子は見たことがないし、現場でもそのような対応をされてる子はいませんでした。
我が家は無難に、シャツ・デニムパンツにしましたが、あまり被らないような服装にしました。
大泣きしてしまったら出演できない?
せっかく当選したのだから!と、何とか子供をセットの中に入らせようと頑張ってしまう気持ちも分かるのですが、大きなマイクで音声を拾っているので、あまりに大声で泣かれる場合はスタジオの外へ促される場合もあるとのことでした。
我が家が収録に行った時も、スタジオの外へまでは行きませんでしたが、やはりお母さんから離れられずみんなの輪の中に入れない子もいました。
ただ、スタッフの方が本当に一生懸命その親子のフォローをされていて、「風船落ちてくるから取りに行く?」とか自然にその子がセットの中に入れるように促していらっしゃったのがとても印象的でした。
収録はあっという間で、まるで夢のような時間でした。
スタジオパークから見ていた夫も、音声は聞こえなくても、パント!に選ばれた瞬間など見えていたので、興奮したし嬉しかったと話していました。
お兄さん・お姉さんたちの素敵な生歌が聴けたのはもちろん、スタッフの方の素晴らしい気配りに本当に感動しました。
こんな素敵な方々に制作されるなんて、改めて「おかあさんといっしょ」はいい番組だな〜と感じました。
応募できる年齢は限られていますし、抽選なので当選するかどうかは運次第になってしまいますが、とても良い記念になるかと思いますので、ぜひ応募されてみてはいかがでしょうか?
また、これから応募しようと思っている方・当選されてスタジオ収録日をお待ちの方など、こちらの記事が少しでもお役に立てば幸いです!